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エンロン

『エンロン』
売上高13兆円、全米第7位の巨大企業が、なぜ46日間で崩壊したのか!?2005年アカデミー賞長編ドキュメンタリー部門ノミネート。同年インディペンデント・スピリット・アワードドキュメンタリー賞受賞作品。同年アカデミー賞ドキュメンタリー部門にもノミネートされた今世紀最大の企業スキャンダルを暴く衝撃のドキュメンタリー作品。
監督 アレックス・ギブニー
2005年 米国作品

最近、BLOGの記事も軽い内容が多くて・・・・これは3ヶ月程前に観た映画の話です。
内容が内容なだけに元気な時じゃないと(笑)記事に出来ずに放置されていました。^^;

これはベストセラー本「The Smartest Guys in The Room」著者は、雑誌「フォーチュン」ライターのべサニー・マクリーンやジム・チャノス証言や、エンロンの元社員の証言、内部資料として残された衝撃的なビデオ映像や音声テープによって、想像をはるかに超えた企業ヒエラルキーの乱用と、モラルのかけらもない利益一辺倒の企業体質を暴露した世界を震撼させた事件の全貌の問題作。

その巨大多国籍企業の恐るべき内情は、企業が政界や経済界を金と権力で絡みとり巻き込みながら急成長し、崩壊するまでの人間の「業」である強欲に充ちた人間ドラマとしても面白い。

そして・・・これって日本のライブドア事件 と似ているな?!って、思わせる部分が私達にも非常にリアル感を持たせる。
売上高で世界第16位にまでなったエネルギー卸会社「エンロン」が、突然の倒産。その裏では、何年にも渡って粉飾決算が行われ、巨大な利益を上げるため、カリフォルニアの電力供給・ライフライン迄規制緩和による市場自由化をしエンロン社の指図で故意に大停電を発生させるなど、信じれないような不正があったことが発覚していく。
映画を観ていると・・・「エンロン」と言う会社の「資産」(株式会社に於ける資本金)が見当たらないし、実際の経常利益と言うのは帳簿上はいったい何割あったんだろう・・・・経常利益の上げ方もまさにまやかしで翌年の利益を既に今期経常利益として「時下会計」として計上していたり・・・殆ど、政界のお偉い方々や会計士や勿論会社の経理の責任者にも非常に道義上・社会的にも重大な責任と過失がある(負債総額2兆円、失業者2万人)従業員に「利益を上げろ!!」と手厳しいノルマを掛け金儲けに利用し企業拠出型年金の支給を約束し利益を上げる為に社員に自社株の購入を推奨してきたのだからその責任は重大だと私は思う。
解雇された従業員の企業拠出型年金(401K)は全てパァーでこれって、今時だと社会保険庁問題にも似ていないことも無い。絶対あってはいけないことだけれど個人の会社でも社員の預かり金(企業年金・社会保険料)に手をつけてる会社だって少なくないとも思う。

グローバル経済の頂点であり続け、世界の金融や価値感をリードし続けるアメリカ社会のある意味、経済の飽和化による病的なまでの市場原理主義と一部の世界のトップエリートたちが、自らの欲望を暴走させ、多くの犠牲者を生み出し巨大企業を崩壊させたドキュメンタリーでもあるがアメリカと言う国の生み出した価値感により今後、世界や日本が巻き込まれどんな社会に変化(墜落)していくのか?!という危惧感を抱いてしまったのは私だけだろうか?
限られた経済システムの一部の強者によって簡単に操作されてしまう残酷性や事実をドキュメンタリーの映像が目を止まることも許さないくらいスリリングなタッチで深く抉っています。
あながち、米国により規制緩和をさせられているわが国日本にとって対岸の火ではすまされないような恐い感じもした映画です。^^;






エンロンは1985年天然ガスのパイプライン会社としてアメリカ・テキサス州ヒューストンに設立される。天然ガスのパイプラインを主に本業としていたが、規制緩和により業務拡大が物凄いスピードで進み僅か15年で売り上げ高全米第7位の巨大多国籍企業となる。
最盛期には、ガス・電力の卸売り業でアメリカ市場の4/1のシュアを占めるようになり、世界41ヵ国へ進出。2001年12月ウォールストリートジャーナルの記事をきっかけに報道から僅か46日で倒産。負債総額2兆円・失業者2万人を生み出し会長のケン・レイ及び最高責任者であるジェフ・スキリングはインサイダー取引により証券取引委員会の訴追を受け2005年5月会長のケン・レイは心臓発作で死亡。ジェフ・スキリングは2004年1月98の罪の他に2006年詐欺及び共謀の罪で有罪判決を受け最長で185年の禁固刑を言い渡される可能性があるという。

株式市場というのは株主あっての株式市場であって今後このような不正が継続すれば株主は勿論離れていくであろうし、もっと信用できる投資媒体に流れて行ってしまう。なので、米はインサイダー取引(不正)に対しては非常に法律的処置は厳しいのであるけれどこういう問題があとを絶たない^^;(元々、株取引と言うのは一割儲かれば良しとしないといけない)(笑)

先日......某国営放送でバーチャルの世界(ネット上の架空世界)で島を購入しそれを元手にバーチャル世界の不動産を元手に企業コンサルタントだった男性が今はそのバーチャル世界の不動産取引で、妻子(子供3人)を養っているという凄い話を見た^^;その架空世界のリンゲンドルで現実社会の通過に換金し、不動産ブローカー氏の口座に毎月生活していけるだけの収入が現実に振り込まれているのだ。これも規制緩和による起業媒体であるし、今後 法の抜け道を見つけどんな展開になって行くか分からない分野でもある。

勿論、取引相手は各国にいるバーチャル世界の人間達。男性が女性になりすましていたり、
現実では全く実現できないようなステイタスや架空の体験が(学歴や職業・家・どんな容姿美貌もお金で買えるなど)現実ではありえない一種の架空の自分の夢「自己実現」を手に入れているように本人達は思っているのですが・・・私は、現実社会で手に入れられない生活や遊びをweb上で手に入れその気になってるだけで、実態は現実逃避しているようにも思えたのですが・・・・・。
これ以上は、批判になるし私は評論家でもないので止めておきますけど.....(笑)

少し古い映画で「華氏451」(レイ・ブラットべリ原作)という映画がある。かなり前に仏の著名なフランソワ・トリフォーの映画で、以前から私も観たいと思っているのですがレンタルにも在庫無し^^;その映画を観た我が母の話によると....映画で描かれたその社会では本を読むことが禁止されていてTV(現代では多分webも含む)が人間を徹底的に思想管理し支配し人間を洗脳している社会。
本を所持していると、警察に捕まり本は全て焼却処分されてしまう。知識人やその体制(システム)に反発する人達だけが森の中でコミューン(共同体)を作り本は無論焼却されているので、原始的だけれど一人の人間が一つの文学なり書籍を暗記して「伝承」し、語り継いでいくという「文字」を持たなかった「アイヌ文化」に近い生活をするというストーリーだった。(華氏451とは紙が燃える温度の事)
近未来に....人々の価値観が二極化してそんな生活や人間たちも出てきても可笑しくないのかも知れないね^^;(笑)

「エンロン」の話もそうだけれど・・・この世の中はシステムを利用してのし上る人間(それを望む人間)が多数いるけれど・・・結局、そのシステムにより人間達が自由に動けなくなり、そのシステムにがんじがらめになってしまう。現代社会はヤマアラシジレンマ状態なのかな?
システムを上手く利用したつもりでも結局、自分達が利用されているって事に気づいていないのかも知れない。
人よりお金があるとか・人より美人に生まれるとか(笑)・いい職業・いい車・いいお家・人より約束された未来などそれも誰かが作った価値観でもあるし、それも一種の「落とし穴」だとも思う。
結局、私も皆・・・そのステレオタイプの価値観に踊らされ失う事に私達はなんとなく閉塞感を持ち、おびえて生きてるのかも知れないね。

失うものは、あっけ無く失うし・・・結局「砂丘」の砂と同じだ・・・・人々が渇望する「自由や権利」だって責任も伴うもの。

この世の中は、ごく一部の雲の上の「権力」のある人達が世界を動かし戦争を仕掛け、マネーロンダリングし動かしている。
そして、先進国と発展途上国で深い格差がどんどん進行し、米国及び我が国日本でも若い世代の「ワーキング・プア」現象が深刻な社会問題となって来ている。
私達、凡人はその将棋の駒の一部に過ぎないし「働き蜂や働き蟻」にしか過ぎないんだよって.....戦争映画もそうだし、この映画を観てなんとなく虚しくもなったのでした(笑)
要するに、究極は自分自身の揺ぎ無い価値感を身に付け(他人と自分を比較する事も無く)卑屈にもならず(笑)徹底的に自己管理をし、どんな状況にも対応出来る!?揺ぎ無い自分を構築(自信も)していくしかないのかなぁ~^^;
そのシステムが破綻したり機能しない時には、車のシフトチェンジじゃぁ~無いけれど・・・そのつど、頭の中の価値感をギアを入れ替えるみたいにしていけるといいなぁ(笑)
そして・・・・いつかこの世界(地球も)が崩壊する時はみんな一世に一緒なんだな!?(。-_-。)。。oきっと。好むと好まざる関係無く地球全体が(アメリカの同盟国は特に)巻き込まれてしまうのだろうね・・・・

しつこいけど・・・ カネボウの粉飾決算問題ってその後どうしたんだろう・・・・謎だ(。-_-。)。。o


株のインサイダー取引についやM&A(企業買収)について分かりやすく描かれていたので、あの「プラトーン」のオリバーストーン監督作品「ウォール街」をお薦めしちゃいます(^_-)-☆

*最後に・・・どうでもいい話だけれどね、この映画であのデストネェーション利きまくり~~♪の私の気になっていた曲。  トラッフィックの「ミスターファンタジー」を見つけれたんですよね♪(^▽^;)
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