上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


『ハンセン病』....この病で

(ペストも同様)、いったい何世紀に渡り人類が苦しめられて来たことか...
古くは聖書の(ライ病)時代から意味嫌われ(当時も、現代の最近まで、隔離政策を取られ伝染病と信じられていた)
近年、ようやく『ハンセン病』患者の隔離政策は差別であり、誤りであったと厚生省が認め、訴訟等は原告勝訴のパターンが多くなって来ています。

最近では、戦前、植民地統治下の台湾、韓国に設置されたハンセン病療養所に入所させられた台湾の(旧植民地ハンセン病訴訟)原告補償を認める判決が出ましたが、韓国も一旦敗訴に
なりましたが最近、遺族に保証金と確か一律800万円の保証金が支給になるように法が改正されると、ニュースで見ましたが.....
大まかですが、日本のハンセン病政策は2001年5月、熊本地裁が隔離政策の継続を違憲とし、確定。
翌月に補償法が成立し、補償対象となる元患者等に800万円~1400万円が支払われています。
この映画は、1974年劇場公開され、当時私は幼くて...実は、DVD化されてから知りました。
華やかな音楽業界で『天才』の名を欲しいまましていたある青年作曲家の、知られざる人間の業と『宿命』父と息子の過去の話から物語りは始まって行くのでした。
最近では、仲居くんがTVで主演して話題になりましたね(私は、見逃してしまいましたが)

監督  野村 芳太郎
原作  松本 清張
脚本  橋本 忍     山田 洋次1974年  日本映画



DSC00738.jpg


迷宮入りとなった事件を二人の刑事(丹波 哲郎・森田 健作)が事件の僅かな手がかりをつてに日本全国中(当時ですので、主に鉄道で移動)捜査の手ががりを探すべく旅をしていくのですが・・・・
あっー....日本という国はこんなにも素朴で美しい国なのか?と映像を通じて感動しますし、(主にロケは日本海側で行われました)この親子が彷徨った時代、戦中~戦後の日本人の心の温かさや(そうじゃない人も大勢おりましたが(笑))
私は、緒方 拳演じる駐在さんの人間像に感動し、涙(;へ:)しました。







謂れのない、差別や誹謗中傷の中で親子は裏日本を彷徨いながら父子一緒に暮らせる安住の地を探すのですが、当時の『ハンセン病』患者の差別は物凄くて乞食同然の暮らしに成り果てて行きます。
ある時、少年が苛められている所を、緒方演じる駐在さんが助け、ご飯を食べさせて事情を聞き同情した彼は、病気の父親(加藤 嘉)を隔離施設へ入所させ、少年を自分の子として引き取り育てる事にするのですが.....悲劇は此処から『宿命』は始まっていくのでした。
父と離れたくない思いのまま少年は突然、姿を消します。
この少年が後の天才音楽家となる訳ですが、ある日、TVで彼の存在を見てしまった駐在は、上京します.....。
此処からあの迷宮入りと言われた事件のエピローグとなる訳です......。
親と子が、離れて暮らさなければいけない悲しみや、其処から生じる悲劇を描いた人間ドラマです。
クライマックスでは、『宿命』と命名された組曲にのって父子の彷徨い続ける日々が映像を通じ切なく感動的に盛り上がります。(台詞は一切ありません...)
しかし、どんなにこの親子が貧しくてもお互いを支えに生き続けてきたか?!
曲と共に映像が静かに進行していく演出が凄い!!圧巻で、涙無しには見れない映画でした。

私の、尊敬する大好きな叔母(若くして舌癌で亡くなりましたが)彼女が私にと全冊揃えてくれた...
住井 スエの『橋のない川』これは三重県ぶどう酒殺人事件にも代表される『部落差別』を小説の世界で描いたもので、当時....現代っ子だった私は、あんまり好きじゃなかったし,真面目にちゃんと、読みませんでした。
しかし....一般的に暮らしていても、差別や苛め、理不尽な事というのは多かれ少なかれある様に私は思います。
どうも...私はこれ系の物(ホロ・コーストなど誰でも同じでしょうけれど)駄目ですね。。。
見ていて、自分も感情移入し、同苦してしまい、非常に疲れますが、是非、皆さんにもちと、古い映画ですが、DVDも出ていますのでご覧になってみてください。

Secret

TrackBackURL
→http://hinemosuroko.blog70.fc2.com/tb.php/500-319e3898
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。