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 『アメリカン・ビューティー』とは、米国の美というバラの品種の名だそうです

アメリカ(多分、東部?!)を舞台にしたコメディー(それも、皮肉っぽい(笑))でもあり、衝撃的なラストで話題になった、1999年度アカデミー5部門受賞作。
監督は、前回ご紹介した『ジャー・ヘッド』のサム・メンディス監督。

42歳の広告マンの夫レスター(ケビン・スペイシー)と、主婦であり不動産鑑定士でもあるキャロリンアネット・ベイニング)娘のジェーンの家族と周りの人達のドラマ。
広告マンのレスターは、収入も社会的地位も、所有する車も何もかも妻のキャロリンには頭が上がらないうだつの上がらないリストラされそうな駄目おやじ....妻のキャロリンは表面上は良妻賢母を演じている、上昇志向の強い自己顕示欲もつよい典型的な働くアメリカ女性(多分、マーサスチュワートが大好きでしょうね(笑)
しかし、表面上はつくろって強い振りをしているけど、車の中で(メルセデスのジープ)自己啓発カリキュラムのCDを聴いて自分に鞭うつタイプ(怖い)アメリカ人の笑顔って、私信用出来ないのです(笑)心の中では、絶対!!隙あらば見下してやろうって見え見えなんだもん!!(爆)
そして、この不動産屋の妻のキャロリンの夫を見下す目線や会話(ジョーク)は、私的には最低!と思いました。全く価値観の合わない夫婦生活というのも(お互いに思いやらない、尊重しない)人生において精神を病んでしまう位、苦痛なものなんですよね(同じ空気を吸うのも嫌だったりして・笑)
キャロリンとレスターの食事のシーンは、冷めた夫婦関係を象徴的に描いています(><)



img022.jpg




ある日、その...さえない夫は家族としてお義理で(笑)娘の学校に行くのですが、そこで娘の友人の美しい金髪の少女に出会うのです...其処から、彼の運命が幸福&不幸の土つぼに嵌って行きます。






私が、見ていて怖かったのは隣に越してきた軍人家族フィッツ一家です。
あまりに職業柄(陸軍大佐)規則と規律に縛られすぎて個人の人格までもが軍人の父親。
その妻は専業主婦で夫の支配物と化していてはっきり言って、病んでいます。(笑)
その息子はまだ未成年ですが父が家族を軍の一個小隊と見なし支配する父の呪縛からの逃れる為に表面上は良い子、影ではマリファナの売人をする『悪たれ坊主』です、このリッキーという息子や美しい(私はそう思わないけど)小悪魔的な少女の登場で主人公が人生の方向転換をするきっかけとなり、また不幸な結果をもたらす結果の引き金ともなる訳です。

いずれにせよ(笑)幾つになっても?!恋が出来る感性は人間の成長の一種のきっかけともなるので(笑)私は、このレスターみたいな正直な男性は母性をくすぐるタイプでもあるかな?!と思いましたよ♪(笑)

心理描写が上手く描かれていて、なんとなくヨーロッパの監督の映画的な要素もありました。
アメリカの典型的な中流家庭の病んでいる部分を描いた問題作ですが、なんとな~くフランス映画的な心理的に掘り下げた描写を感じるのは、日記のようにビデオを撮り続ける少年リッキーの美意識を淡々と語るナレーションだったり、カメラワークや見終わった後に喪失感を感じる所は、私的にはトリコロールの監督キェシロフスキ的な臭いがしました。
なぁ~んと!サム・メンディス監督は、イギリス人だったんですね~納得!!


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