上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
以前にも書きましたが....実は、私は高校で世界史を取ってた人間なので自国の歴史なのに日本史音痴である。何故?!日本史を取らず世界史を選んだかと言うと、戦国時代に始まり日本の歴史のドロドロした貧しく虐げられてばかりいる庶民やその後の明治維新の時代の政策や次いで二度の世界大戦と日本に原爆を投下されるあの悲劇や、やたら年号の暗記を強いられる為避けて通っていた訳である。(笑)
それより、美大を目指していた私は、甘美で優雅なる西洋史が乙女心には、ぴったりだったのです(全く、物事深く考えず浅はかな少女でしたわ(爆))
そうこうしている内に、BLOGを開設して少しの頃に『蛍の墓』の記事を書いて今は、リンク等で大変お世話になっている『大東亜戦争』さんのBLOGと出会いリンクして頂く事になったのですが遊びに行っても(笑)知らない事ばかりで...(><)困ったのです。全く知識の無い私には、活字が超!!が2つつく位難解な記事ばかりで、しかし....リンクして頂いている以上変な記事も書けないし(笑)分からないままが嫌な私は、色々通って勉強させて頂いておりました.....

この本は、日本史音痴(戦記物は特に)の私が、何を思ったか??靖国神社の売店で思わず手に取って購入した生まれて初めて読んだ零戦に拠る『特攻隊員』のお話です。
(大和ミュージアムへの旅の機中で、ずっと読んでいた本です。)
DSC02846.jpg

著者である、工藤 幸恵さんは私と同郷だったことも偶然ですが、(
雅子妃と東大でも学友)多分私と同じく頑張ってしまうタイプなのでしょう(笑)華々しい経歴からも分かりますが色んな資格をお持ちのようです。
BBCの特派員、NHKやCNNなどのキャスターなども勤めていますのでお顔は拝見した事がありました。
彼女が女性でありながら...何故?!特攻隊についての本を書いたかのエピソードが印象的でした。不規則なテレビ出演の疲れなどで重い自律神経障害になりめまい、吐き気、加呼吸発作などで所謂、女優の渡辺美里さんも同じ病気だった『パニック障害』だったそうです。
私も同じような性格で、きっと責任感が強く、潔癖症で、他人に迷惑掛けたくない、嫌と言えない性格だからこそ、自分で気づかない内に自分で病気を作ってしまっていたんだと思います。

そうゆう悶々とした日々を過していた彼女は、ある日特攻隊員の日記や遺書を目にして後から後から涙が止まらなかったそうです(;へ:)雨がぬかるみの泥を流していくかのごとく、自分の心が澄んでくるのを感じたと.....。人間が生きているのか、死んでいるのかを区別するのは魂であり、精神であると。特攻隊員の遺書に対峙した時に、自分の魂は死んでおり、むしろ特攻隊員達は生きているとも思ったそうです。私も、読んでいて同じ状態に陥り、(;へ:)涙が止めどなくながれ...そして、読み終わった後何か魂が浄化された気がしましたし、頑張って!生きるんだよ!いいんだよ!そんなに頑張らなくても..今のままの貴女でいいじゃないって、逆に彼らに後ろから肩を押してもらった感じでした。


実は、私もここまでひどい状態ではないにしろ以前は仕事と生活環境によるストレスで原因不明の蕁麻疹(ストレスを感じると全身発疹が出る)や動悸、貧血など最終的には言葉も出ないような状態に陥った事がありました....幸い、今は環境を変えたことで、全く以前の症状はありませんが、この工藤さんと同じく自分はこのまま一生病気が治らないの?でも元の明るい自分に戻りたいと当時は毎日....泣いて暮らしておりました。

だから、文中で彼女がどれだけ悩み苦しんでいたかも自分の事のようによく分かるし、何故彼女病気になったかも分かるのでした。また、同じ気持ちで感情移入してしまう自分も其処におりました。

みんな、人生に迷い...つまづいたり、自分に迷い、また自分探しをしているのです。
しかし、特攻隊員達の死生観を遺書により目の当たりにし、自分がいかに子供で我儘な存在か気がつきましたし、自分のちっぽけな悩みなど、生命の危機でもなく彼らの死を持って存在の証を見出さなければいけない境遇から見れば、私の悩みなど、ほんの些細なことです。

また、全く特攻についての知識の無い私でも、分かりやすく書かれており、いかに特攻と言う任務を遂行することの大変さや、当時の操縦技術が高度な技術を必要としたかなど、詳しく書かれています。

私も、本当に軽い気持ちで偶然BLOGを始めて、偶然『大東亜戦争』さんの戦記BLOGに出会いなんとなく、特攻という行為を否定しながらも興味を持ち、靖国神社で実物の特攻隊員の方々の遺品や遺書に触れさせていただいて、大袈裟ですけれど人生観などが確実に変化しています。
こうして、拙BLOGですが取り上げることで殉職された方々の魂が救われるし、思い出してあげる事が、ご供養になると『大東亜戦争』さんは、コメントして下さいました。まさにそうだと思いました。
自分の中で、確実に何かが変化し、改めて日本人あることに誇りを持てたし...そして私の魂が心底揺さぶられ...浄化されたような、そんな一冊でした。

『特攻へのレクイエム』  工藤 雪枝   中央公論社



<<目次>>



第一章   特別作戦

特別攻撃隊とは
前線の後退と捷一号作戦
特攻の拡大
航空特攻神風隊の出撃
十死霊生の戦果


第二章   出撃まで


生と死との戦い
研ぎ澄まされる感受性
子犬を抱いた優しい笑顔
生きていることの喜び
家族への気遣いと愛情
残される者への未練
限られた生を一生懸命生きる
死生観の形成
出撃までのスナップ写真

第三章   遺書

遺書から溢れ出るもの
親と兄弟に寄せる情
いとし子と妻へ
国を思い家族を思う
後に続くを信ず
死生観形成への精神的苦痛
桜が散るがごとくに

第四章   生の証

突入の一瞬に賭ける訓練
離陸から洋上飛行へ
我突入す
突入そして讃華

第五章   見送った人々


国家のための存在として
息子を見送った父親の手記
なでしこ部隊の女学生達
特攻おばさん
特攻教官の涙

第六章   残された兵士達

敗戦と精神的武装解除
戦友達の遺影を求めて
ある学徒出陣兵の悲哀
語り合う元特攻隊員

第七章   慰霊

マバラカットの基地
火山灰に埋もれた慰霊塔
特攻の精神に感動したフィリピン人
知覧鎮魂の賦
特攻隊合同慰霊祭
靖国神社と戦艦ミズーリ
第八章   現代における特攻

知覧特攻平和会館のノート
呼び起こされる感情
平和の在り難さと生きる勇気
戦争を直視し平和を求める
特攻隊員を犠牲者としないためにも

第九章   国家と国民

特攻隊員の意思が我々に与えるもの
ミーイズムの蔓延
国家観をなくした日本人
義務と名誉と祖国



特攻作戦は主に4月から6月に多く出撃されたそうです、私も今後は確実に桜を見ると英霊達の事を思うようになると思いますし、出来ることならもう一度、桜の時期に靖国神社を訪ねてみたいと思います。
長い文章になりましたが、拙文章を最後までお読み頂きありがとうございました。

DSC03338.jpg

>旧海軍兵学校の桜
Secret

TrackBackURL
→http://hinemosuroko.blog70.fc2.com/tb.php/264-687d890e
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。