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「牛の鈴音」

イ・チュンニョル監督・脚本・編集

出演    チェ・ウォンギュン
      イ・サムスン
2008年  韓国作品



先月・・・相方と観に行った映画です。
数々の娯楽&スター主演映画を押さえ、韓国でも15人に一人はこの映画を観たという
300万人の驚異的な動員数を誇る、2009年韓国映画最大の話題作。
韓国の北部にある奉化郡(ポンファ)の農村を舞台に撮影されたドキュメンタリー作品。

奉化郡(ポンファ)は、元々この映画の監督であるイ・チュンニョルの
故郷でもある。元フリーランスのテレビ演出家だった監督は農家の夫婦と
牛をどのように撮影したかというと・・・遠く離れた場所に固定カメラを
設置し、足掛け3年かかり(月2~3回のペースで村に通う)で撮影。

その監督の趣旨を(おじいさんとおばあさんと牛の生活)
牛の首に下げられた鈴の音と共に、ゆっくりと・・・・
ゆったりとした長い時間を映画を観ていても実感しました。




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79歳になる、チェ爺さんには30年も一緒に働いてきたメスの牛がいて
76歳になるお婆さんとの間には、9人の子供達がおりそれぞれ独立して暮らしている。

お爺さんの大切な農作業のパートナーであるメス牛はなんと!!40歳にもなる。
通常、牛の寿命は15程という話なので奇跡としかいいようが無い。

現代では韓国の農家も日本と同様で、機械工作機で畑を耕し農業を営み
多少の農薬も使用するのが通例なのに・・・
このチェ爺さんは、牛が食べる餌のために一切農薬を蒔く事をしない。

農薬を蒔かないということは・・・雑草がわさわさ生えてくる。
その度、高齢な夫婦が手作業で雑草取りをする。
それに・・・このチェ爺さんは、8歳の時に針治療の医療ミスで
足が不自由になり農作業も足を引きずりながらの過酷な重労働。

本当にこのお爺さん・・・・無口で黙々と働く凄いお爺さん!!

お婆さんと言えば、自分より30年共に働いてきたメス牛よりも粗末に
扱われると愚痴をこぼす毎日(苦笑)
お婆さんの、その愚痴や悪態も韓国の大らかなオモニ(お母さん)という感じが
なかなかいい感じなんですよね(笑)

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在る日・・・高齢故、手作業の農作業に限界を感じた夫婦に
牛を売る話が持ち上がり・・・メス牛を牛市場に売りに出すのですが
メス牛は・・・売られる事を察知したのか!?
大きな瞳から・・・はらりと涙が流れました。

私は、無条件に泣けてしまいました。
結局、高齢なメス牛は売れず・・・お爺さんの所で最期を迎え
お爺さんとお婆さんに看取られながら静かに息をひき取ったのでした。
最後に「長い間ご苦労さん」と・・・「鈴」を外してもらって・・・

ちなみに撮影秘話ですが・・・
お爺さんはカメラを向けると固まってしまうし^^;
お婆さんは、若い頃は歌自慢だったのでカメラを向けると
直ぐ、歌を唄いだしてしまうので・・・
ワイヤレスマイクのみ付け、二人をカメラの意識しない距離で撮影したそうです(笑)

この映画は、農夫をしながら子供達を立派に育てあげた
監督自身の父親に捧げた映画でもあるのです。

夫婦の農村での生き物や植物を大切に徹底した清貧の暮らし・・・
有る意味・・・・このような映画がヒットする韓国は
人の心も金満社会や無縁社会日本のように薄汚れておらず
人々の心も豊かでまともなのかも知れない。




*********ある方にお薦めしたい本^^;

「低く暮らし 高く思う」

清貧の思想 (文春文庫)清貧の思想 (文春文庫)
(1996/11)
中野 孝次

商品詳細を見る


先日、あるお店で凄いマダムに遭遇した^^;
何でも自分の持ち物のブランド名と値段を人に告げ、洋服も1カ月其処で30万買い物したと
大声で豪語するマダム・・・
品性を疑ってしまうその言動の数々に私は閉口(・。・)
お店の中の人達が皆その話に驚愕し、一斉に皆こちらを凝視しているのも全く感じていない様子^^;

仕舞いに、私のお財布の心配までしてくれる(余計なお節介である)
おまけに私はハイブランドは名前も知らないし、全く縁も興味も無し女ですからぁ~(笑)
そんなにお洋服やブランドのバッグを何十個も所有してどうする!?
(己の身体は一個しか無いのに・・・笑)
人と競ってお買い物しても・・・結局、気持良いのは一瞬で
後から空しくなるだけなのにね(笑)
私は熟慮した上で、自由に気持良くお買い物したいので
関わりたくないので以後その店には一切、近寄らないことにしました。

お友達で、お買い物に行ってもなかなか即決しない子がいます。
けど・・・本当はそれが当たり前なのです。
この前あった時に「バーゲンまで我慢する」と・・・彼女は言ってました。
(良家の子女とは、そんなもんです)

フランス人は、試着!試着!!試着!!しまくりします(笑)
店員さんも、お客様がそんなに簡単にお金を落とすはずが無いと
分っていますから・・・別に買わないお客に冷たくあしらったりしません。

製品のよさも分らず、似合いもしないのにお金を湯水のように落とすお客を
彼女達は逆にバカにしていますし(笑顔と裏腹にね(笑)そういうお客は尊敬もされないのです。
お金を落とすから・・・お客の奴隷になる日本のにわか商売人とは違うのです。
何故ならば・・・・プライドがあるから。

日本って・・・結局、物が溢れ過ぎてるし誘惑が多すぎるのですね^^;
ブランド品や高額な洋服・車・家を所有することだけが人の幸せでは無いし
そのステレオタイプの価値観に正直、私は非常に不快感を覚えたのでした。


なんか、そのマダム生きる目的とか信念とか無いんでしょうか!?
ファッションは自己満足の世界だけれど
買い物で憂さ晴らすなんて!
私には、到底理解出来ないですね(笑)

買ってくれる人がいい人なだけなら・・・あまりに悲しくありませんかねぇ!?
そんなお店、気軽に覗きに行けないでしょうに(苦笑)


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デカルト的合理主義を物欲抑制的に変換すると・・・(笑)


① 明確なる物のみ真実とし、即断や先入観を排除する。
② 問題を最小限に分析し、単純で認識し易い要素を見いだす。
③ 最も単純な物から、複雑な物に思考を変化させる。
④ 十分に再検討する。


かなう範囲でいいものを探すのがベストと思うのです。
お金で買えない物・・・
それは人の心(動物も)ですよ♪



*霊感体質の私はそのマダムと居る間中、首の後ろが痛かった(汗)
ブランド品を身に付けると、どんどん自分らしさが失われてしまう気がするんですよねぇ~(苦笑)

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