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2008年日本映画
「おくりびと」(2009年度アカデミー賞 外国語映画賞受賞作品)
監督 滝田 洋二郎
脚本 小山 薫堂

出演  本木 雅弘
     広末 涼子
     山崎  務
     余 貴美子
     吉行 和子
     笹野 高史

先日、相方の強い勧めで今年度のアカデミー賞「外国語映画賞」を受賞した日本映画「おくりびと」を観てきました。
「納棺師」という葬儀前には欠かせないとされる仕事がテーマの映画でしたが、昨今・・・・核家族化が顕著に進んでいるわが国では冠婚葬祭も初日から「お通夜」「野辺の送り」も参列せず火葬後の「告別式」に顔を出す位であまり葬儀全般に顔を出す機会も少なく「お葬式」なども私達の年代ではあまり出席した経験が無いので余り耳にした事の無い珍しい仕事なのかも知れないですね。

 「年齢問わず」
「実質労働時間わずか」
「旅のお手伝い・NKエージェント」



東京で弱小無名のオーケストラでチェロの演奏者をしていた大吾(本木 雅弘)はオーケストラの突然の解散でチェロ奏者としての道を諦め・・・故郷の山形に妻 美香(広末 涼子)と帰省することになったのですが、これといった職もなく・・・偶然見つけた新聞広告に出ていた求人欄"「年齢問わず」「実質労働時間わずか」「旅のお手伝い・NKエージェント」と・・・・なにやら旅行代理店の添乗員らしき仕事の広告に親しみを感じて応募するのですが・・・・
なんと!!そのお気楽そうな求人広告の仕事は「納棺師」の仕事だったのでした。







青木 新門さんの著作「納棺師日記」に十年前に出会い・・・・映画化するチャンスを願っていたという企画にも参加した本木 雅弘さんの主演と妻役には「WASABI」以来、久しぶりに見た(私は^^;)広末 涼子やNKエージェントの社長役に日本映画界の重鎮 山崎 務や吉行 和子、余 貴美子 、笹野 高史などの渋~~い演技派が周りをサポートしており、小山 薫堂 の脚本がまた面白い。

私の世代だと本木 雅弘さんは「シブがき隊」のアイドル時代や「しこふんじゃった」のコミカルなイメージが脳裏に焼きついているんですよね(笑)そんな過去の出演作を彷彿させるような演出なんかもサービスされてて(笑)映画館中大笑い♪・・・また、妻に云えないまま「納棺師」という仕事に魅せられプロ意識を持って行くプロセスの演出や、沢山出てくる山形県庄内地方の故人とのお別れのセレモニーの「納棺師」の愛情を持って故人と接する場面では・・・劇場のあちこちですすり泣く声で溢れる・・・まるで映画を観ながら“お葬式のはしご”をしたような感じに陥るのです(笑)映画館に来てる全員が笑い・・・お葬式のシーンでは故人の今までの人生を考え、また故人を想い泣いてしまう。映画館にいる観客が皆、空間を共有し映画の中に感情移入し魅せられてしまう・・・そんな、不思議な映画でした。
故 伊丹 十三監督の「お葬式」より・・・私は、ずっと上級の傑作映画だと思います。

*********

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故人を死装束に着替えさせるときに一切、肌を見せない着せ替え方の所作が本当に美しいです。
まるで・・・イリュージョンを見せられている感じでもありますね。ほんと!
(これ・・・結構、腰痛になる作業だと思いますよ~^^;)
本木 雅弘さんという俳優さん・・・・なかなか侮れないです。

実は、一昨年に大切な祖母の葬儀の際・・・・これと同じ場面に遭遇しました。宗派にもよるのですがまず身体を清める前に親族の一人が鈴を40秒刻み位に鳴らしながら(魔よけの為だそうです)死装束に着替えさせると云う始まり方でしたが劇中の所作と全く同じなので・・・相方も私も過去の祖母のお葬式に舞い戻ったような気分に陥った感じで当時の納棺師さんも若い方(20代)でしたが、非常に所作が奇麗でじかにみていた私は、一生着物で過ごした大和なでしこの祖母が何より嫌うのは肌の露出でしたので・・・見ている親族に一切、肌を見られることなく着替えさせてもらい、真っ白な死装束と口紅やファンデーションで美しくお化粧して頂きました。それは穏やかな美しい死顔でさぞや祖母も草葉の影で満足したのでは無いかと皆で関心したのでした。(多臓器不全で死去したので直前まで点滴をされていてお顔がむくんでいましたが・・・それが幸いして死に顔は、非常につややかな50代位の祖母の顔になっていました)

出会いがあると・・・別れが必ず来る・・・その別れの集大成が人生の別れへのセレモニー「お葬式」です。
現実に起こって欲しくはないけれど・・・・受け入れがたいけれど、せめて故人の意に沿って厳粛に行いたいものですね。私も、こんな納棺師さんに当たるといいなぁ~^^;(私自身は出来れば、お墓も葬儀も辞退したいですが・・・そんな訳にいかないでしょうな・笑)山形県庄内地方と言えば私の大好きな藤沢 周平が原作の映画「たそがれ清兵衛」の舞台にもなった地方・・・全て語尾に「○○でがんす」の方言なのですが・・・・期待に反して普通?!の山形弁でした(笑)是非・・・(多分、TVでも放映されるとは思いますが)お薦めします♪


*納棺師とは、病院などから自宅に戻った遺体を遺族・近親者が故人を偲ぶ中、遺体を清め、死装束を着せ、髭剃りや化粧などを施し故人を御棺に納める仕事です。





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天童 荒太著作「悼む人」書店でベストセラーですね。文庫になったら図書館で借りて読みます(笑)
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