上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ソーイングの記事ばかりでって・・・
頭使わなくって楽なんだけど・・・(笑)
ちょっと・・・今日は女性の生き方についても考えさせられた映画の話
(あ~~(^▽^;)ちょっと、長いので・・あしからず(笑)


SEO対策


img190.jpg

「トゥヤーの結婚」中国映画

監督  ワン・チュアンアン
主演  ユー・ナン
*ベルリン国際映画祭「金熊賞」受賞作

近頃・・・・観る映画は「戦記物」は相方が大嫌い(戦後教育の戦争=悪の教育を一番純粋に受けてきた世代なんです^^:)なので・・・・最近観る映画は、シネコン系の映画や「白い馬の季節」「長江哀歌」とか中国映画が多いですねぇ~(笑)

内モンゴル(中国自治区)の遊牧民として生まれ・・・・伝統あるモンゴル相撲の覇者と恋愛結婚し、一男を産け慎ましいながらも幸せに暮していた美人で働き者のトゥヤーの結婚生活が突然・・・悲劇的な展開になるのですが・・・・
北京五輪が開催される前に観た映画なんですが・・・世界的に感心が強いチベットの独立問題といい内モンゴルの問題といい中国という共産国なのに市場自由経済路線を突き進む大国に山積する他民族国家としての問題も提示しているし非常にリアルな生活感の映画でした。「自分で涙を拭く女・・・・トゥヤー」政府の方針や政治思想なんか関係無い!リアルに現在を生きる・・・・・それがしなやかに逞しく「今」を生きる中国女性なのかもしれない。





女性として生まれたら・・・・当たり前だけれど「愛する人と一緒に居たい」と思うし子供も授かりたい・・・
力強くて・・・逞しく・・・男性的な男の中の男だった夫がある日・・・・妻の水汲みの農作業があまりに過酷である為に井戸を掘る・・・その井戸掘りが原因で夫は下半身不随の重症を負い全く労働出来ない身体になってしまう。

トゥヤーの究極の選択肢とは・・・・
それは・・・半身不随で介護も必要な夫を連れて息子も連れての「再婚」だったのです。(;へ:)美人で働き者のトゥヤーには再婚の話が沢山持ち上がりますが・・・・やはり夫は離れたくない反面、元妻と新しい夫との同居なんて考えられないし嫌に決まってるはずです。
この話は実話が題材でワン・チュアンアン 監督は実際に陜西省へ再婚後の3人に取材したそうです。

日本なら?回りの両方の親なり行政なり・・・或いは、加入していた保険や労災なら・・・申請が下れば??何とか夫の面倒を見ながらの生活はある程度は可能かもしれない。
それでも私の知っている人から聞いた話ですが脳卒中で倒れた夫の看護を「疲れたから・・・」と、一方的に判子を押して「離婚手続き」して長年連れ添った夫から逃げ出す母親・・・結局・・・その知り合いの話によると20代前半で今時珍しい正社員として働いていた女の子は(姉も)結局、誰も父親の面倒を看る人が居ないので正社員である仕事を辞めて・・・故郷に戻っていったという話を思い出してしまったのでした。経済大国と言われる日本ですら病気の夫なんか厄介者で娘達に押し付けるような....自分の人生に責任を負わない人間が多いのですから・・・・。
それに親が会社経営していて平気で人からお金を借りて(しかも借りる時だけ良い顔するっし(^▽^;)返さないような人間を私は沢山見て来た。経営者の妻や家族が借金の保証人になっていて負債を免れる為に「離婚」というケースも良くある事でバブル以降....そうした「金の切れ目が縁の切れ目」みたいな離婚夫婦を親子で沢山見て来た。(幸い私の親は地道に人様に迷惑掛けずに商売している(笑)そういう意味で私は普通の自分の年代の女性よりもかなりなリアリストでもある^^;だからかな?!同じ年代の女性とは根っこの部分で話が合わないことも良くある(人は、表層面しか見ていないから・苦笑)

秋葉の無差別殺人犯みたいな・・・・世の中を恨み....他人を妬んで祖ねって!?自分の身に起きたことを受け入れず全て他人に責任転嫁しちゃった方がずっと楽(私が一番大嫌いな人間「どうせ私は・・・」が口癖の人も)・・・倒産しそうな会社だって何だって、全て自分の行いの顛末です。失う事を恐れ・・・・行いの結果を受け入れず、認めず、足掻いたり、もがいたりするから苦しい結果になるのです。映画の中の主人公トゥヤーは、そんな原因がどうだとかより「今やらなければいけない事」「その日の暮らしに必死」に生きているのです。
何でも「させられている」と思うと文句も出るし・・・平和ボケ&苦労を知らない私達日本人には分からない世界なのかも知れない。その日を安穏と暮らしている私達日本人は「生きることへの覚悟」が欠落しているのだとも思うのだが・・・

「一家の主で(稼ぎ手)ある夫が・・・全く力仕事が出来なくなってしまうという事・・・」

それは...草原で暮す彼らには「死」に等しいということ....


何でも手に入る都会に住み・・・殆どが頭脳労働者の私達には想像がつかないし・・・インフラが整備され電気も水道も使用出来て、夫も真面目に働き給料日には自分のお金のように当たり前に銀行に下しに行きそのお金を自分が稼いだお金とばかりに感謝の気持ちも持たず使う^^;そんな当たり前のように恵まれた生活をしている現実が100%根底から崩れたことを考えたりした事がありますか??・・・同じ女性として彼女の選択は正直・・・驚きでしたが・・・滅び行く誇り高き草原の民としてのモンゴルでの草原生活と共にやりきれない思いと共に...とても切ない気持ちになる映画でした。

でも・・・明るくて・・・逞しくて・・・女傑でもあるヒロインの最終的に選んだ選択肢を先進国と呼ばれる国に生まれ生活する私が「悲劇的でかわいそうな選択」と思うこと事体が・・・・もしかして非常に傲慢なのかもしれないね。

そして・・・・トゥヤーが最後に流した涙は果たして「安堵」の涙だったのだろうか??私は「安堵」の涙とは思えなかったんだよね(笑)一家に男が二人も居る環境だもん(苦笑)

女性が逞しいという事は・・・・世の中、意外と全て上手く回るのかもしれないね(笑)重要なのは 「母べい」でも描かれていた戦前までのお母さんみたいな 「あふれる母性」(母性がいい男を育てるって・・・言うでしょう?(笑)
しかし・・・こういう女性が近くにいたら・・・私、絶対!!友達になりたいな♪と思う男前なヒロインでしたよ♪(^_-)-☆ モンゴルには働き者でこんな素敵なお母さんや女性が沢山いるのかな?
北京五輪でもパラリンピックで障害を負った方々が自分の体力の限界に戦っています。その中で交通事故や戦争などで後天的障害者になられた方がいかに多いかも改めて認識しました。

自分の身体の一部が欠損するということ・・・・とても言葉に表現出来ないほど苦しい体験をされたのに・・・皆さんとても明るく前向きで努力家です。改めて「受け入れる」というや脆いと思っていた人間と言う者のは「開き直った時に」とても強いんだと...逆に彼らから勇気を貰いました。命だけあればなんとか成るのかも知れない・・・これは私が「戦記物」を読むようになって学んだことです。
結局...私が言いたかったことは...リスクの無い人生なんか有り得ないという事なんだな(笑)

DSC03868トゥーヤーの結婚
最後に素顔はなかなか・・・・現代美人の主演のユー・ナンさん。
国際派女優でフランス語も堪能だそうです。

*昔・・・学生時代に読んだ平塚 らいてうの「元始、女性は太陽であった」を思い出してしまいました。もう一度・・・本棚からひっぱり出して読んでみたいと思います。


元始、女性は太陽であった―平塚らいてう自伝〈1〉 (国民文庫)元始、女性は太陽であった―平塚らいてう自伝〈1〉 (国民文庫)
(1992/03)
平塚 らいてう

商品詳細を見る


トゥヤーの結婚トゥヤーの結婚
(2008/09/26)
ユー・ナン

商品詳細を見る

(^▽^;)・・・・もうDVDになってました(笑)
Secret

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。