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img母べい

「母べい」
2007年度 日本映画


監督  山田 洋二
出演  吉永 小百合
     浅野 忠信
     坂東 三津五郎
     笑福亭 鶴瓶
     志田 未来(子役)
     佐藤 未来(子役)

原作  野上 照代


母が退院したので・・・・相方と、ベットに貼り付けられていた母の(笑)歩行訓練&リハビリも
^^;兼ねて父と待ち合わせて(笑)結婚してから初めて家族で映画を観てきました♪

吉永 小百合・・・・と言えば「サユリスト」なる言葉があるように昭和の時代を代表するアイドル女優でもあり日本を代表する大女優でもあり・・・・私の中では、着物の超~♪似合う女優さんNO1でもある。
しかし、お年のことを語ると失礼ですが・・・私の母とそんなに変わらないのよね^^;(笑)
そんな小百合さまが・・・・小学校低学年と中学生の娘二人のお母さん役「母べい」を演じるのって!無理が無いか知らん???(^▽^;)と先入観の塊で映画に挑んできました(笑)
(前回 観た「北の零年」では。渡辺 謙様の奥様役とラブシーン・・・なんか、無理があったなぁ~なんて思っていたのです)

この物語は日本がシナ事変から太平洋戦争に突入していく昭和14年から16年の東京の下町の慎ましい家庭の物語ですが・・・普通の家庭と違うのは家長である夫、野上 繁(坂東 三津五郎)が元大学教授でドイツ文学者である繁が当時の悪法、治安維持法により検挙・拘留された所が普通の家庭と違います。
「戦争」にどんどんのめり込む軍部主導の日本の暗い物言えない時代に・・・真正面から戦争反対を唱えた繁とその家族、家族を支えた山ちゃんはじめ多くの心ある優しい正直な美しい日本人の姿がここで生き生きと描かれていました。


「母べい(かぁべい)」とは、ドイツ文学者である夫繁が・・・・生活の中にもユーモアが大切だという考え方の持ち主で家族の敬称をそれぞれ「父べい(とうべい)」「初べい(初子」「照べい(照美)」とお互いを「べい」を付けて呼びあっていたのでした。当時、父親と言うのは絶対的な権限を持っていた戦前の家長制度を考えると・・・・野上家はかなりのリベラルな家庭ですね。

 「何もなくても
母の手があった
悲しくても
母の胸があった」


母べい2

繕い物をしながら子供の勉強でも見ているのでしょうか?
小百合さまの「母べい」・・・・う~~~ん♪慈愛に満ちた美しいこの笑顔♪♪素敵過ぎます(笑)
家長である夫、野上 繁が治安維持法により検挙され投獄の身となり女手一つで娘二人を父親役もしながら愛情タップリに育てている姿・・・・とても感動しました♪
そんな・・・・父不在の野上家に「山ちゃん」(浅野 忠信)という、ちょっと頼りないけれど心強い救世主が現れるのです。

やはり・・・・男を育てるのは母性なのかしらん?としみじみ思ってしまったこの映画・・・・全編・・・しみじみ泣いてしまいます。私は、以前BLOGに「日本男児は死滅した」と書いた事がありますが^^;私も含め「大和撫子」も既に現代では死滅していますねぇ~(笑)子供の為にはどんな苦労も自己犠牲も厭わない・・・・こんな優しくも強い健気なお母さんも・・・・割烹着や着物と共に昭和の母は、わが国の美徳でしたが既に死滅してしまいましたね~(^▽^;)
それにしても・・・・こんな小さな子のお母さん役も見事に自然に演じ切ってしまう吉永 小百合さんという女優さんの凄さも改めて実感した作品でした。この作品で吉永さんの主演作は112本目になるそうですよ…(・∀・;)凄すぎ!そして「母べい」は、紛れもなく彼女の今後の代表作になるでしょうね♪

*「割烹着」は太平洋戦争時代「贅沢は敵!だ!!」の贅沢品撲滅運動が盛んになった昭和15年頃に「大日本国防婦人会」が「もんぺ」などと共に制服としてから戦後も復旧し、典型的な昭和の日本のお母さんのイメージの代表的な衣服となる。亡くなった祖母が良く言ってましたけど・・・・当時は、泣く泣く着物の袖を短くしたり「もんぺ」に仕立て直ししたそうです(;へ:)


「母べい」・・・・また逢いにゆきたいなぁ~(。-_-。)。。o


蟹工船蟹工船
(2005/06/01)
小林 多喜二

商品詳細を見る

当時の軍部主導の日本、戦争を正当化する為に作られた悪法「治安維持法」や「特別高等警察(特高)」の戦争や天皇制に反対する思想や活動・言論を弾圧し取り締まっていた拷問の様子や時代背景等が一番分かりやすいと父から薦められている小林 多喜二氏の著作「蟹工船」。
反戦大将 井上 成美(海軍)は、治安維持法により共産党や戦争反対を唱えた活動家達を弾圧したことが日本が軍国主義に盲目的に走らせてしまったと語っていたらしいですね。

昭和のキモノ 和服が普段着だったころ (らんぷの本)昭和のキモノ 和服が普段着だったころ (らんぷの本)
(2006/05/20)
小泉 和子

商品詳細を見る

「昭和のキモノ」
明治・大正・特に昭和の時代の働く人のキモノや太平洋戦争当時の「国民服・もんぺ」「割烹着」などキモノの変化と衰退の様子なども解説し・服飾を通し女性の生活や意識の変化なども記されている。
小百合さま扮する「母べい」の着物は銘仙やお召しなどでしたね。娘達の服も当時は当たり前ですが皆HAND MADE(手作り)でした。お母さんの愛情を身にまとっていた訳です。
そういうあたしも・・・・個性的な母の手作りのお洋服でいつも注目されていた口です(^_-)-☆(笑)

東京物語東京物語
(2007/08/20)
笠智衆.東山千栄子.原節子.杉村春子.山村聡.三宅邦子.香川京子.東野英治郎.中村伸郎.大坂志郎

商品詳細を見る

海外でも高い評価を受けている・・・小津 安二郎監督の大好きな作品「東京物語」。
戦前の日本人の美しい所作や言葉使いなどは見逃せません♪特に原 節子さんの山の手言葉・・・・ゆっくり・・・ゆったりとした会話や独特の間の取り方美しい日本人がこの中に存在します。
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